313. 痛覚刺激の動作確認を行う装置です。

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RiMMの災害体感で利用する触覚再現グローブは、痛さを再現する痛覚機能が搭載されています。この痛覚を再現する機能の紹介は、創造blogの305話306話307話308話で紹介してますので是非参照ください。痛覚の再現は、手の指先に高周波の放電パルスを印加する方式で実現しています。放電パルスは、インダクタンスコイルに人が許容できる電荷を一定量溜めながら放出する事によりパルス状の痛覚を作り出す仕組みで作動します。ユニットの製造工程やメンテナンスで痛覚再現を確認する為の機材を開発しています。下記の図が放電パルスを確認するテストユニットです。

痛覚放電する指の電極2か所にテスト用のプローブをクランプ(赤黒のクリップ)し放電信号の出力を確認します。ユニット内部は数個のICで回路が構成され放電信号を検知し、テスト結果のOK/NGの判定結果をLEDで表示する仕組みです。