2010年以降、ITハードウエアの改良は非常に早いスピードで開発が行われています。ネットワークの伝送速度は上がり、映像のリアルタイム・ストリーミング・サービスも普及しています。クラウドを利用する仕組みも普及し、セキュリティーを重視しながら企業でのクラウドサービス利用も進んでいます。VR災害体感の利用は、「何時でも、何処でも、誰でも、簡単に利用できる。」の声が多くなりつつあります。これら市場の要求に応える為には、技術的なハードルを幾つか越える必要が有ります。技術的なハードルを越える為に、ネットワーク環境でリモート利用できる触覚体感ユニットの技術開発を行っています。
上図は、アンドロイドOSを搭載したVRゴーグルに対応し、ネットワーク環境で動作が可能な2022年に開発した触覚再現ユニットのプロトタイプです。製品に幾つかの機能改良と軽量化を施した製品です。様々な地域での海外運用に合わせ各国の通信規制に合わせた対応がされています。Windows PC版の製品をクラウド化する為の幾つかのソフトウエア開発が実施されており、それらの開発に合わせ、触覚ユットの製品化作業を実施する開発が進行中です。