35. 体感効果を上げる

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リムは3ステップの安全教育を推奨します。ステップ毎に目標を明確にする。単一の目的に絞りシンプルにする。教育ステップ毎の意味を明確にする。3ステップで意識をため続ける。内容にバリエーションを加えた体系的な教育が必要です。

VRによる災害体感を高める3ステップ教育

ステップ1「現場で起きていることを知らせる!」

自分の現場で発生した災害、又は、起こりえる災害をピックアップ、災害の発生状況、結果、対応方法をケーススタディーします。実際に発生した災害事例を用いたり、災害を再現したCG映像などを用いて教育します。

ステップ2「身近に感じる災害により意識を変える!」

自分の現場で発生する可能性の高い災害を選択します。リムを使用した災害体感をさせます。災害を主観的に体感し、災害発生中の怖さを疑似体感により伝達します。やはり災害は怖い、こんな状態にはなりたくない、嫌だと思わせます。これによりステップ3の安全教育を真剣に受ける様促します。

ステップ3「安全知識を身につける!更に予知能力を高める!」

自分の現場に合った安全教育を実施します。安全行動、安全具の利用、安全を守るルール等を説明し実行を促します。さらに意識を高める為360度が撮影可能なVRカメラを利用し実際の現場をビデオ記録し仮想空間に再現します。対象者に現場に入り、災害が発生場所な場所を指摘させる=気づかせる教育を実施ます。

このように実際の現場の職場に合わせ3段階で、効率よく教育を実施する事が大切です。ステップ2の仮想災害体感のみでは安全性は絶対に向上しません。安全を高めるには、仮想災害体感の前後のステップ1と3の教育が最も重要です。また教育で使用する災害例は、実際に身近で起こり得ると思わせられる災害を選ばなければなりません。