RiMMの安心・安全のテーマは人です。 災害は、一般災害(交通事故、火災等)、労災、人災を含む人災である。地球に影響を与える自然災害。地球は人が住む環境であり、そこで発生する自然災害は人間が止めることのできない災害です。今回は人と地球の安全・安心について改めて考えます。
安全・安心は、一般的に次のように定義されます。
「安全」とは、人やその地域社会、人、組織、公共財産に害がないと客観的に判断されたものです。ここでの所有物には、無体物も含まれます。
「安心」とは、人が知識や経験から予測したことと大きく変わらないと信じることです。予期しないことは何も起こらないと信じ、何かが起こっても受け入れることができると信じています。
RiMM Cyclone Philosophy では、直感的に理解しやすいように、「安全」を「身体を守ること」、「安心」を「心の安らぎを見出し、維持すること」と考えています。
安全面では、工学的なアプローチで災害を未然に防ぐ試みが行われています。保護装置の組み込み、保護具の利用、安全カバーによる保護、改良による構造変更など。また、運用方法を定義した標準作業、保護具の利用義務付け、それを使用した行動規則の厳守等により、障害発生を未然に防ぎ、身体を守ります。安全教育には、工学から身を守る安全アプローチと生物科学から安心を守る安全アプローチがあります。
・人の心に訴え、意識を変え、安全行動を実行する活動が重要です。
・人間の心理面を考慮し、心理から予測して対策を講じるアプローチが必要です。