自然災害は事情が異なりこれらの手法では対応出来ません。自然災害は、地球環境の大きな変化により、災害発生メカニズムが働き災害が発生します。自然界の多様なパラメータが絡み合い災害が発生しており人類の今の知恵では防ぐ事ができません。従って人は自然災害を予測してその災害を防ぐ事は出来ません。ただし自然災害の発生前に現れる変化を読み取る事で、災害発生を予測する事が出来ます。それには安全を確保する為に地球の変化を読み取る力を養うことで状況は変わります。受動的では有りますが、過去の災害をケーススタディーし、災害発生前の兆候を見つけその情報を社会全体で共有します。これにより災害発生を予知する方法が見つかります。この予知より行動を起こし始めて被害を減らす事ができます。未知の災害には対処できませんが、発生した災害を必ず記録し、分析し、対処方法を見つけ出し、その情報を社会で共有し続ける事により、未知の災害を既知に変化させる事が重要です。