88. Mr.RiMM海外での対談7-1

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今回で海外対談は最終回となります。取材記者はアメリカ西海岸の編集記者からです。記者の要望に応えて回答しました。依頼事項は、「あらゆるトピック、業界、テクノロジー、または選択したビジネスとテクノロジーに関する予測について考えている事を教えてください。 あなたの製品とサービスが2021年にあなたのクライアントにどのように役立つか?」です。

題目「人の安全の為に、進化を続けるバーチャルリアリティー」

現在人類は新たな危機に直面しその対応が求められています。地球環境が変化し大きな災害に直面する機会が年々増えています。この中には想定外の災害(自然、一般、労災、人災)が含めまれており、その対処能力の向上が求められています。災害発生状況をケーススタディーし、その災害対処方法を取得する教育手段が整備されています。その安全教育により更に安全が向上する為には、各個人の危険意識向上が求められます。昨今VRによる危険体感による感受性向上教育を実施し、その意識が向上した成果が上がっています。これとは別に実災害により心理面にダメージを受けるケースも多くあり問題となっており、それに対し心理的なケアをする手段の提供が必要です。

2020年から世界的に変化の速いウイルスへの対処が真剣に求められています。ウイルス感染による被害を減らす為に、人同士の接触を減らす事が要求され、ネットワークを利用したコミュニケーション活動が推奨されています。このウイルスによる影響により我々は、新たな障害に直面しその対応が求められています。その障害の内容はTV会議システムを利用したコミュニケーションにおける伝達の正確さと質向上です。現在のTV会議は特定の感覚伝達に限ったコミュニケーションです。それにより人の感情を正確に伝える事が難しいケースが発生しています。この不完全なコミュニケーション伝達によりニュアンスが変わってしまい、人の心理面にネガティブな印象を与える事になります。これらを改善しなければ、人の社会活動は安定しません。